福祉系の資格に、最近加わったのが、公認心理師です。
これまでは、臨床心理士という資格のもと、
多くの方が相談員として活躍されていました🌟
臨床心理士とは、臨床心理学にもとづく知識や技術を用いて、
人間の”こころ“の問題にアプローチする”こころの専門家“です🌱
臨床心理士になるためのハードルは高く、
心理系の大学院や専門職大学院を終了したのち、
協会が実施する試験に合格した人がなる民間資格です。
一方、公認心理師とは、一定条件をクリアした人が受験でき、
その試験に合格後、公認心理師としての登録証が発行された人が
名乗ることのできる国家資格です。
公認心理師は、昨年までにまだ4回しか実施されていない試験なので、
受験ルートが今年(令和4年)まで、8つのルートがあります。
私たちのような福祉職で相談などの実務経験があり、
2022年までに5年間の実務経験のある者は、現認者研修を受講することで、
受験することができます。(令和4年までの経過処置)
このルートにのり、当事業所では、昨年3人の公認心理師が誕生しました。
話は変わりますが、公認心理師と臨床心理士、同じような仕事をするのに、
“師”と“士”の違い、気になりませんか?“師”には、
「教え導く者」という意味があり、学問や技芸を教える人や、
その技術の専門家やその資格に「師」をつけるそうです。
例として、教師、講師、
医師、看護師、調理師、薬剤師などです。
“士”は、「学問や要用のある人、一定の資格を持った者」ということで、
弁護士、税理士、公認会計士、栄養士といった資格があります。
調べてみたけれども、何やらわかったようなわからないような…。
あと、“司”もあるんですよ、実は。