キーボードで文字を打ち込む人
当事業所ではパソコン訓練として入力作業を行っています。
今回はその一つ「短歌」の入力作業をご紹介します。
 
 

「短歌」入力ってどんな作業?

 
短歌とは、五・七・五・七・七で出来た和歌の一種。
短歌の小冊子を作る為、お客様からお預かりした手書きで書かれた原稿を
Wordに入力し、流し込み用データを作成します。
 
 
短歌の内容としては、その時節柄の内容が多くあり、
芸能ニュースや時事ネタ、旅行や日常生活、
作者の方の身の回りで起こった出来事が反映された内容となっています。
 
最近では新型コロナウイルスに関連した内容や、災害についての内容など様々です。
 
 
入力作業で大変なところは、
短歌独特の言い回しや様々な土地の特有の表現などで
中にはあまり身近では使わない言葉も多くあり、
入力訓練を行う利用者さんやスタッフで話し合いを行ったり、インターネットで調べながら進めていきます。
一通り入力した後は各自校正作業を行い、そこで見つけた入力間違いを修正します。
ここでも独特な言い回しや言葉に翻弄され「これで正解なのだろうか?
こんな読み方あるのだろうか?」悩みながら校正を行っています。
 
 
入力、校正作業を行うことで、パソコン作業に対しての集中力や
タイピングなどのスキルアップ、わからない言葉、文字を探求していくことで、
インターネットで検索し調べる力が養われます。
 
 
今後もスキルアップ向上や自身の向き不向きを知ることができる、
様々な作業を行っていきたいと思います。