こんにちは、愛西スタッフです🌻
当事業所では、就労移行支援の訓練生を対象に、月に1~2回ほどグループワークを行っています。
各グループ5名ずつ程度のグループを3つ作り、それぞれのグループでディスカッションしました。
開始前にまず、グループワークの目的と注意事項を確認しました。
グループワークはコミュニケーション・トレーニングです。
職場でのコミュニケーションなどは必ず必要となります。就労後を見据えて参加します。
参加者の方は自分や他の参加者、グループの考えなど上手に引き出せるよう心がけましょう。
今よりも少しでも上手に相手に自分の意見や気持ちを伝えることを目指しましょう。
❶ 他の参加者が話している時は話に耳を傾ける。話を聴いている姿勢を見せる。
❷ 進行役の方は、全員が発言できるよう心掛ける。
❸ 意見を求められた場合はできるだけ発言する。難しい場合は何らかの方法で気持ちを伝える。
・人に自分の気持ちを伝えるのが苦手な人は、どういう方法を取れば「自分の気持ちを伝えられるか」を企業に伝える必要があります。「何らかの方法」を探していきましょう。
❹ 他の参加者の意見を否定しない。
・社会に出ると自分以外のいろいろな価値観があることを知り、他者は他者、自分は自分と理解し、接するようにしましょう。
グループワークを始める前に、グループでの「役割」を決めます。
・進行役 ・書記 ・発表者 ・タイムキーパー
今回のテーマは
「会社に30分遅刻する。が携帯を忘れた。対応は?」
でした。
自分の意見を考える時間を5分設けてから、ディスカッションスタート❗
・公衆電話を探し、会社へ電話をかける
・一旦自宅へ帰る
・職場の電話番号が分からないため、そのまま職場へ直行する
・電車に乗っている場合は、遅延証明書を貰う
など様々な意見が出ました。
グループごとに意見をまとめ、発表者が発表を行いました。
グループワーク後に皆さんに感想を聞くと
「皆の話をしっかり聞く事ができた」
「状況を様々なパターンごとに考えることができた」
「発表できる状態に皆の意見をまとめる事ができた」
「職場の電話番号を控えておくといいと思った」
「時間をタイムキーパー任せにせず、自身も気にしておくべきだった」
などいろいろなご意見がありました。
時間が足りないと感じられる方もいらっしゃいました。
訓練生さんの中には、見学として様子を見ながら参加する方もいらっしゃいます。
そこから、一言二言と少しずつ話せるようになり、コミュニケーションの輪に入っていきやすくなります。
人とのコミュニケーションにお悩みの方、このブログを見て気になった方は、ぜひ一度当事業所へ、見学・体験にお越しください。
今後も様々なテーマでグループワークを企画していきます💪‼️