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戦後70年以上の時間が経ち、戦争の経験談や記憶が徐々に薄くなっている…そう言われながらもずるずると時間が過ぎています。

 

 

 

カジュアルに戦闘して撃たれたらまた復活するのはゲームの中だけであって実際はどうなってしまうのやら。
今回は戦争って心底怖い、絶対に嫌だと思わせる映画をご紹介します。
どれも超有名な映画ですがあらためて紹介をします。

 

 

 

「プライベートライアン」1998年

 

 

タイトルからは「ライアン君のプライベートな日常」的な映画を連想しますがスティーブン・スピルバーグ監督の第2次世界大戦を描いた戦争映画。
フランスのノルマンディーに上陸したある部隊に、戦地にパラシュートで降下したライアン上等兵(プライベートは上等兵)を探しだし、ある理由から本国に送り返せという命令を受ける。
この映画の戦争怖いポイントは冒頭の上陸作戦シーン。
海上から上陸を試みる連合軍に対して、海岸線に陣を張ったドイツ軍からの激しい攻撃を描いた場面は、実際に作戦に参加し、生き延びた元軍人も認める凄惨な描写となっている。
良い音響で鑑賞すると、四方八方から飛んでくる弾丸の音が耳元をかすめ、観ている人間もパニックになる。

 

 

 

「ブラックホークダウン」2002年

 

 

1993年アフリカ、ソマリア内戦「モガディシュの戦闘」を描いた映画。

 

敵将校身柄確保という簡単な多国籍軍による作戦だったはずが、アメリカ軍の兵員輸送ヘリ、ブラックホークが作戦中に撃墜され、市街地へ墜落。

 

 

「仲間は見捨てない」がモットーのアメリカ軍。
生存者の救出作戦を試みるが、暴徒化した一般人、武装した民兵などが次々と押し寄せ、防戦一方のアメリカ軍の犠牲者が徐々に増えていく。
この映画の戦争怖いポイントは、憎悪、復讐心に駆られ、自らの犠牲は省みず、昼夜問わず、怖い物なしで押し寄せる民兵 = 武装した民間人である。

 

 

 

「ランボー 最後の戦場」2008年

 

 

シルベスター・スタローンの人気シリーズ「ランボー」の4作目。

 

タイ北部の山奥で蛇を捕獲して販売、半隠遁生活を送るランボーのもとに
とある人権NGO団体が尋ねてくる。隣国ミャンマーでは少数民族のカレン族が軍事政権に弾圧をうけ、その調査の為にやってきた彼らにガイドを依頼されるが…。
この映画の戦争怖いポイントもやはり戦闘描写。アサルトライフルや銃機関銃の弾が当たった人間がどうなるのか。
戦争映画史上、最も凄惨な描写となっています。
過去3作のランボーシリーズと同じテンションでは観ることができません。

 

 

 

「ノー・マンズ・ランド」2001年

 

 

ボスニアヘルツェゴビナ紛争下、ボスニア軍とセルビア軍、双方の前線にある無人地帯に偵察目的でやってきた両軍兵士が戦闘状態に突入、小競り合いの中、倒れ意識のなかったボスニア兵の体の下には、セルビア兵によって地雷が仕掛けられてしまう。
目を覚ましたボスニア兵は身動きが取れない状態、生き残った双方の兵士は休戦の白旗を揚げる。
そこへ国連軍、マスコミが加わり皆で右往左往する戦争コメディとなっているが…。

 

 

戦争怖いポイントとしては、役に立たない国連とセンセーショナルに報道し、視聴率を稼ぐことしか考えていない一部マスコミの存在。
一刻も早く戦争を終わらせる役割を担える国連やマスコミは傍観していたり、火に油を注いだり、結局は誰も救われない。

 

 

「ノー・マンズ・ランド」で舞台となったユーゴスラヴィアの内戦では、戦争に広告代理店が絡み、報じ方で「正義」と「悪」を印象づけ「民族浄化」などのキャッチフレーズを使われ戦争がショーアップされた報道がされました。
今、進行中のロシアのウクライナ侵攻にも同じ事が言えるかもしれません。