映画と音楽が好きなスタッフMです🎸🎶
最近、音楽好きな訓練生さんと事業所のパソコンを使いDTMのソフトDAWを触っています。
DTMとかDAWとかアルファベットばかりですが今回はこんなアルファベットの略がいっぱいでてきますのでご了承ください😖
DTMとは
私が10代~20代の頃はMTRという機械を使用して音楽を制作、録音していました。
MTRとは、MALTI TRACK RECODER、カセットテープにパート別に録音をおこなえるもの。
カセットテープは磁気テープ上に情報を記録していく記録媒体。
70年代、80年代が全盛期でしたが、CDやMDなどのデジタル媒体の出現でその役目は終わってしまいました。
カセットテープは通常A面、逆回転でB面の2つに分かれていますがMTRでは一方通行です。
4トラックに分けることができます。
①トラック ドラム
②トラック ベース
③トラック ギター
④トラック ボーカル
それぞれのトラックに音を録音していきます。
さらにそれぞれのトラックで音量や音を左右に振るなど、4つ同時に音が鳴った際のバランスを決めたマスターテープを元にダビングして作品を作っていきます。
また同時にギターを2本重ねたい、コーラスを入れたい、ドラムの各種を分けて録音したいなど4トラック以上必要な場合は「ピンポン録音」をおこないます。
ピンポン録音とは
①トラック バスドラ
②トラック スネア
③トラック シンバル関係
④トラック その他の太鼓
ドラム各部を各トラックへ録音、各種音量等を決定後①トラックへまとめる
①トラック ドラム(上の①、②、③、④をまとめる)
②トラック
③トラック
④トラック
その他パートも、必要に応じてピンポン録音をしていきます。
その後MTRは8トラック、16トラック、マルチトラックなど録音できるチャンネルが増え、また録音媒体もカセットテープからMDやHD対応の機種(MO対応もありました)、
そして現在、MTRの機能操作をパソコン上でおこなうために作られたのがDAWとなります。
そんなソフトがフリーソフトとして公開されている恐ろしい時代です。
私もバンドをやっていた時、一度だけレコーディングスタジオで4曲入りのデモテープを作ってもらいましたが、その時はカセットテープではなく音の良さからS-VHSのビデオテープを使用してレコーディングしました。
200本ほど作って1日15万円ほどかかったあのテープは今頃どこかでどうなっているのでしょうか…。
DAWを用いていつか簡単なレコーディングをレクリエーションで体験できればいいな…と考えております。😌