キーボードで文字を打ち込む人(写真はイメージです)

 

7月1日より、当事業所では「タイピング強化月間」を開始しました。
初日にはレクチャーを実施し、取り組みの趣旨や目標を共有しました。最終日の7月31日にはテストを予定しており、1ヶ月を通して参加者のスキル向上を図っていきます。

 

普段の練習では「e-typing」を用いることが多く、打鍵速度や正確性の向上を目指してきました。しかし今回の強化月間では、これまでの訓練に加えて、「文章入力スピード認定試験」にも取り組みます。
この認定試験は、単なるタイピングスピードだけでなく、文脈に応じた漢字変換の精度や日本語として自然な文章入力ができているかといった総合的なスキルが求められます。具体的には、10分間で1,000字以上の入力(1分あたり100字)を達成できれば「1級」に認定される、実践的な内容です。

1日のレクチャーでは、この認定試験の概要を紹介したうえで、実際に過去問題に挑戦してもらいました。初めて触れる形式に戸惑う場面もありましたが、それぞれが現在の実力を知る良い機会となりました。

 

なお、過去に掲載した記事(e-typingの順位の目安)でも紹介したように、e-typingでの「Sランク」は全国平均よりやや上程度にすぎません。今回の取り組みを通じて、さらに一歩踏み込んだ実用的なタイピングスキルの定着を目指します。

e-typingの順位の目安

今後1ヶ月、段階的に練習を重ねながら、最終日のテストに向けて取り組みを進めていきます。