石焼窯とプロパンガス
 
こんにちは。
10/17(土)少し前の話になりますが
事業所で石焼きいもを作りました。
少し肌寒かったのでとても焼き芋日和でした。
 
 
本格的な窯と石を借りる事ができたので
プロパンガスをレンタルして
安納芋を50個ほど焼いたのですが
なんせ初めての経験ですので
美味しくできるか少し不安でした。
 
 
安納芋(焼く前)
 
 
 
石焼き芋は初めての経験でしたが
不安をよそに思っていたよりも簡単にできましたw
 
 
だいたい12本ほど入れて
時間にして50分~60分程で皮から蜜が出て
とってもいい感じに!
 
 
 
ここでちょっとした豆知識。
 
Q.「石焼き芋」と「焼き芋」は何が違うの?

 
 A.普通の焼き芋では
 短時間&高温で火を通してしまうので
 水分がなくなって甘みがなくなってしまいます。
 ※焼き方によっては美味しくつくれる方法があるみたいです。
 
 
 「石焼き芋」は
 小石を敷き詰めた石焼窯を使用し
 加熱した石でサツマイモに火を通します。
 
 
 この石が熱されることで、遠赤外線を発し
 サツマイモに火を通すことで美味しくなります。
 
 
 もう少し詳細に書きますと
 サツマイモは70℃程度でじっくり火を通すのが好ましく
 石焼窯で焼いた場合は、表面だけの水分が飛び、
 中の水分と一緒に糖分が残るので甘くなります。
 
 
 さらに!専門的に書くと
 サツマイモ内のβ-アミラーゼという酵素がより働くことで、
 デンプンが分解され、麦芽糖などの甘い成分が生成されるようです。
 このβ-アミラーゼが一番活発に働く温度は
 “約70℃”であるとのことです!
 

 

要するに
「石焼き芋はおいしい!」ということですw
 
 
 
真上からの撮影が難しかったので
ドローンで撮影してみました。
石焼窯に入れられた安納芋(真上から撮影)
 
 
 
みなさん夢中で食べてます!
焼き上がった芋を食べる訓練生達
 
 
 
ねっとり系のホクホク石焼きいも
切り口はねっとり系

みなさん石焼窯は新鮮だったようで
珍しそうに見てました。

 
「栗を入れたら美味しくなるのかな?」
 
という意見もあったので来年は石焼き栗にチャレンジ!?