歌の楽譜(写真はイメージです)

皆さんこんにちは。愛西の某スタッフです。
土曜日で出勤が無い日は合唱の練習に行っています😊

 

 

今回のテーマ「ソドレミ」に入る前に、まず「移動ド唱法」のことに触れます。

移動ドとは、「ドレミファソラシド」を階名として考える、または歌う方法。長調では主音を「ド」、短調では主音を「ラ」または「ド」とする。移動ド

 

音名(英語ABC)と階名(ドレミ)を載せています。
例えば、ハ長調はハ音(英語でC、固定ドでいう「ド」の音)を中心としています。
ドレミファソラシド(ハ長調)

これを半音3つ分下げてみます。イ長調はイ音(英語でA、固定ドでいう「ラ」の音)を中心としています。
ドレミファソラシド(イ長調)

 

 

曲のキーによって主音の高さは異なりますが、移動ドでは見ての通りどちらも「ド」です。階名は飽くまでも主音に対する音と比べた高低ですので、「ドレミ」の割り当てが変わりません。

 

 

これを踏まえて、「ソドレミ」音形について紹介します。
以下のメロディの階名を見てみましょう。途中の音が重なっているものもありますが、「ソドレミ」の順番になっています。

 

 

赤とんぼ(曲:山田耕筰)
赤とんぼ(ヘ長調)

浜辺の歌(曲:成田為三)
浜辺の歌(変イ長調)

ピクニック(童謡)
ピクニック(ト長調)

メヌエット(曲:C. ペツォールト)
メヌエット(ト長調)

 

メヌエットだけは「ソ→ド」が下降ですが、これも変形版と考えることができます。

 

 

他にも童謡やクラシック、J-POPなどで、この音形が使われる曲は沢山あります。「ソドレミ」の派生形として「ドファソラ」「ミラシド」「ラレミファ」が使われることもあります。上昇音形から始まるということで使いやすいのかもしれませんね。皆さんもメロディを聴くときに音の動き方について意識してみませんか?🎵