皆さんは「色」について考えたことはありますか?赤?青?黄色?あるいは何色もの組み合わせ?
日常生活には様々な色があります。今回はそんな色の表現について、2種類を紹介します💡😄
RGB系
画像で紹介した、左側の図です。「赤(Red)」、「緑(Green)」、「青(Blue)」の3色を使います。PCやテレビなどのディスプレイでは、こちらの3種類の光を組み合わせて色を表現します。
こちらは加色混合といって、色を混ぜていけば白に近づきます。赤と緑でイエロー(Yellow)、緑と青でシアン(Cyan)、青と赤でマゼンタ(Magenta)を表現できます。赤、緑、青をそれぞれ100%ずつ出せば白になります。
CMYK系
画像で紹介した、右側の図です。「シアン(Cyan)」、「マゼンタ(Magenta)」、「イエロー(Yellow)」、「黒(Key plate)」の4色を使います。印刷物については基本的にこちらの4色のインクを使って色を表現します。
こちらは減色混合といって、色を混ぜていけば黒に近づきます。インクが光を吸収することで残りの色を表現しますから、違う色を混ぜれば目に入ってくる光がその分減ります。
三原色だけでなく黒を混ぜることで、より暗い色を表現します。
ちなみに同じ色名でも、CMYK系の色をRGB系で再現したものは、RGB系の同名の色と少し違った色になります。
CMYK系の方が、少し暗く見えますね。
シアン:RGB、CMYK
マゼンタ:RGB、CMYK
イエロー:RGB、CMYK
ということで、今回は色に関してのほんの入り口について説明してみました。
PC等の画面か紙などの印刷物かで原理が全く違いますね。適材適所、2種類の色の付け方をうまく使い分けていきましょう。