情報弱者のもとの意味は、
「環境が整備されていないことで、情報を手に入れたり利用したりするのが困難な人」のことです。

しかし、現在では、情報を検索して洗い出す能力やそのための知見が不足していたり、そもそも情報機器に関する理解が浅いためにうまく使いこなせなかったりする人のことを情報弱者と呼びます。

私は、まさにその後者。うまく使いこなせていません。

新型コロナウイルス感染症の拡大により、半ば強制的に広がったテレワークは、働き方を改革しました。

テレワークは、リモートワーク、在宅勤務などとも言われ、情報通信技術を活用し、時間や場所の制約を受けずに自宅などで柔軟に働く形態を指します。

私たち福祉職は、テレワークはなかったのですが、研修の多くがオンラインとなりました。

その結果、情報弱者の私は、まったくついていけず、とても苦労しました。我が家のパソコンはカメラ機能がなかったので、スマートフォンを同時につなげないといけなかったり、タイピングが早くないので書記ができなかったり、場面共有ができなかったり、と。

でも、最近やっとオンライン研修の良い点を発見しました。

ある研修の当日、私は急に体調不良になってしまいました。

めまいがひどく、フラフラで、とても現地まで行けそうにありませんでした。ですが、オンラインだったので研修に参加することができました。

その日は、化粧は適当、服装も見えない所はゆる~いパンツ。それでも参加できました。途中からは体調も回復し、無事研修を終えることができました。

嫌だとおもっていることでも、メリットもあるということがよくわかりました。今後も、パソコンは嫌いだと言いながらも、時代とともに変化していかざるを得えません。うまくデジタル機器と共生していきたいと思います。