愛西スタッフMと申します。
去る10月19日(土曜日)、毎年事業所で開催される一番大規模なイベント愛西秋祭り2025(以前は春開催でBBQ大会と呼称)が開催されました。
毎年恒例になりつつあるバンドライブ、今年はボーカル、ボーカル/ギター、ギターの訓練生さん3名とPC操作?とおまけベースのスタッフMという編成で3曲演奏しました。
今年選曲した曲のドラムの難しさに音を上げたスタッフMは、ドラム演奏を「打ち込み」でおこなうことにしました。
「打ち込み」のドラム演奏とは、その言葉が一般的な言葉かどうかはわかりませんが、DTMソフトに一音ずつ入力「打ち込み」した音をコンピュータに自動演奏をしてもらうこと。
「ITカレッジ愛西」ならではの発想?というわけではありませんが。
打ち込みにはCakewalk by BandLabというフリーソフトを使用。
かつてプロも使用していたSONARというDTMソフトの廉価版。
ここまでのソフトが無料で使えるなんて感動してしまいます。
DTMソフトとは、各トラックにドラムやベース、ギターやボーカル、その他楽器を録音し、各音の音量や左右どちらから流れるか等を調整をして曲を仕上げるソフト。
以上のような並びの各●のところに各太鼓やシンバルの音を配置していきます。
まずは原曲と聴き比べながら譜面通りに打ち込んでいきます。
ただ音を配置しただけでは平坦なメリハリや「グルーブ感」の無い演奏になってしまいます。
ひとつの●の中でもベロシティと呼ばれる音の強弱だったり、4分音符、8分音符、16分音符…など音の長さ、休符の長さを調整して打ち込んでいきます。
小節の頭はシンバル(金属の丸いやつ)を強めに叩くでしょ…
ハイハットを8分で刻んだ時は強弱強弱とメリハリつけるでしょ…
ギターやベースが強く弾くところはドラムも強く叩く(音を大きく)…
この曲は変拍子だから小節を短くして…
・・・以上のことを考えることによって、多少はグルーブ感や人間味を出すことができたのではないかと思います。
実際の演奏を想像しながら強弱を入力していき、試しに聴いてみて修正を加えるを繰り返し約2週間ほどで3曲分のトラックが完成。
使用したDTMソフトに関しては今後レクリエーション等で興味のある方にも触っていただければと考えています。
ライブの方は訓練生さん3人の演奏力や歌唱力に助けられライブは無事成功いたしました。
来年もライブができるかどうかはわかりませんが、できる限り続けていきたいと考えています。