こんにちは!オリーブスタッフです。
今回は私のプライベートブログをご紹介致します。
福岡会場を皮切りに各地を巡回し、好評を博してきた「日本の巨大ロボット群像 -巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現-」が、2月15日(土)~3月24日(月)までに愛知県名古屋市の金山南ビル美術館棟で開催されていましたので行ってきました。
1963年のテレビアニメ『鉄人28号』放映から60年を超えて開催される本展覧会は、日本で脈々と制作されてきた巨大ロボットアニメのデザインとその映像表現の歴史を紐解き、「巨大ロボットとは何か」を問いかける、という内容となっています。
愛知会場は、福岡、神奈川、香川、京都、東京に続く6会場目となります。
各地にある実物大ロボットの映像や年代ごとの『鉄人28号』の変遷から「多様なメカニズムが花開いた昭和の黄金期」のコーナーがありました。
パワードスーツ、そして宮武一貴さんがこの展覧会のために描き起こした巨大な絵画など見どころ満載です。
設定に従い18mで床に描かれた『機動戦士ガンダム』の「RX-78 ガンダム」が登場。
壁面にはビーム・ライフルとシールドも描かれています。ガンダムの上を歩きながら『機動戦士ガンダム』の第1話を使用したセル・アニメーションの構造のわかる展示や、ガンダムのデザインの変遷を観ることができます。
また、実寸大の『戦闘メカ ザブングル』のザブングルの足とウォーカーマシンや『太陽の牙ダグラム』のコンバットアーマーのコクピット、『装甲騎兵ボトムズ』のスコープドッグなど、一緒に写真を撮ることでその大きさを体感できるコーナーもあります。
そして、架空のロボットなのにあたかも存在するように思えて幼いころにワクワクした内部図解や、「合体」「変形」プロセスが見られる映像や設定を使用した解説など、メカニズムの魅力も感じることができる展示も必見です。
さらに、名古屋会場限定で愛知会場の地元テレビ局のメ~テレ(名古屋テレビ放送)で、1970年代後半から1990年代にかけて放送されたサンライズ(現バンダイナムコフイルムワークス)制作の巨大ロボットアニメ作品の歴史を振り返るコーナーがありました。
『無敵超人ザンボット3』から始まり、その後のロボットアニメに大きな影響を与えた『機動戦士ガンダム』を経て、1990年代の「勇者シリーズ」に至るまで、巨大ロボットが登場する20作品を紹介しています。
巨大ロボットのアニメ全盛時代を設定資料や玩具、超合金、プラモデル、そして等身大パネルで感じられて、とても面白かったです!