音楽と映画、バイクも好きなスタッフMです。
私は最近、バイクレース「MotoGP」を動画サイト等でよく観ています。
子どもの頃、たまにテレビで放映されていた国内レースや、鈴鹿8時間耐久レース、現在の「MotoGP」の前身である「世界グランプリ」などを観戦しに足を運ぶほど熱中していた時期がありました。
当時、一番好きだったライダー ケビン・シュワンツ選手
しかし、当時のトップライダーが転倒事故により引退したことや、2000年代に入って将来を嘱望された日本人レーサーの相次ぐ訃報に触れ、レースを観ることが辛くなり、観戦をやめてしまいました。
それから20年近くが経ち、最近ではバイクレースが以前より気軽に動画サイトなどで観られるようになったこともあり、再びレース熱が再燃してきたようです。
長らく日本のバイクメーカーである「HONDA」「YAMAHA」「SUZUKI」「KAWASAKI」が各種バイクレースシーンで独壇場でしたが、バイクレースの最高峰クラスである「MotoGP」では、「SUZUKI」と「KAWASAKI」はレースから撤退しました。
常勝だった「HONDA」「YAMAHA」陣営も勝利から遠ざかり、イタリアのメーカー「Ducati(ドゥカティ)」や「Aprilia(アプリリア)」、オーストリアのメーカー「KTM」など、ヨーロッパのメーカーが表彰台を独占しています。
中でも現在「MotoGP」のトップライダーであり、通算7度も年間チャンピオンになったマルク・マルケス選手が乗車する「Ducati(ドゥカティ)」が一人勝ちの状況が続いています。
マルク・マルケス選手 現代は「膝擦り」ではなく「肘擦り」
マルク・マルケス選手は2023年まで「HONDA」のワークスチーム(メーカーが運営するレースチーム)に所属し、7度世界チャンピオンを獲得しましたが、2020年から怪我や手術が続き、2024年シーズンより「Ducati(ドゥカティ)」に移籍しました。
2024年シーズンは年間3位に入るなど、見事に復活を遂げています。
ルール改正により、シーズン中のエンジン開発ができなくなったり、マシンの空力対策の出遅れが日本メーカーの低迷の原因と言われていますが、「HONDA」に至ってはマルク・マルケス選手の不調と移籍がチームの低迷に大きく影響していると思われます。
しかし今年に入り、「HONDA」「YAMAHA」に復調の兆しが見え始め、また「SUZUKI」のレース復帰といった噂も聞こえるようになりました。
日本メーカーの復活と最高峰クラスで日本人チャンピオンが誕生する日まで、観戦し続けたいと思います。