こんにちは!オリーブスタッフです。
7月9日(水)、海部南部消防署の方をお招きし、オリーブ職員を対象にAED講習を実施していただきました。
AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態になった心臓に対して電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。
AEDはオリーブにも設置してあります。
しかし、見たことはあっても使ったことがない職員も多々いましたので、いざという時の為に使い方を教えていただきました。
まずAEDを使う前にやるべきこととして
①反応(意識)の確認をする
「大丈夫ですか?」と声をかけ、肩をたたいて反応を観察します。
②助けを呼ぶ
「誰か来てください!」と人を呼び、「あなたは119番してください。」、「あなたはAEDを持ってきてください。」
と助けを求めます。
③呼吸の確認
傷病者の近くに座り、10秒以内で胸や腹部の上がり下がりを見て、呼吸を確認します。
④胸骨圧迫
呼吸をしていないと判断したら、すぐに胸骨圧迫(心臓マッサージ)をします。
単三電池1本分(約5センチ)を目安に圧迫します。
そしてAEDが到着したら電源を入れ電極パッドを傷病者に貼り、必要な場合は電気ショックを行います。
ここまでの一連の流れを教えていただき、実際に職員で人形を使ってやってみました。
その場に傷病者がいるような緊張感で、皆さん真剣に取り組んでいました。
また「このような場合はどうするんですか?」と多くの質問にも消防署の方が分かりやすく答えていただき、とても勉強になりました。
もし自分が同じ場面に遭遇したとしても、今回の講習を受けたことで、少しでも落ち着いて行動することが出来るようになったと思います。
教えていただいた海部南部消防署の皆さん、ありがとうございました。