こんにちは、フレーベルスタッフです。
今回は私のプライベートブログをお届けいたします。
足立美術館について紹介いたします。
足立美術館は、島根県安来市にある美術館です。
地元出身の実業家・足立全康(あだち ぜんこう)氏(1899~1990年)が、1970年(昭和45年)に開館しました。
本館・新館・魯山人館から構成されています。名園と名画が奏でる、ゆるやかな時間を味わえます。
・日本庭園
「庭園もまた一幅の絵画である」と全康氏が言葉で表した日本庭園は、約5万坪(約16.5万平方メートル)と広大で、アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が、全国1000カ所以上の庭を対象に実施している日本庭園ランキングにおいて2003年から連続で「庭園日本一」に選出されています。
苔庭、枯山水庭、亀鶴の滝、池庭、白砂青松庭など様々な様式で構成されており、冬は雪化粧、春は新録、秋は紅葉と、四季折々の美しい景観を楽しむことができます。今回は、緑が奇麗でした。
苔庭
枯山水庭
亀鶴
池庭
白砂青松庭
また、管内の窓枠を額縁に見立てた「生の額縁」や、床の間を額に見立てた「生の掛軸」といった、庭園を絵画のように鑑賞できる工夫も施されていました。
「生の額縁」
「生の掛軸」
他庭園風景
・日本画コレクション
庭園が有名ですが、川合玉堂、上松松園など、近代日本画壇の巨匠たちの作品を中心に、陶芸、童画、漆芸など、約2000点の作品を所蔵しており、庭園の四季にあわせて展示替え行っています。
中でも横山大観の作品は約120点を所蔵し、常時約20点を展示しており、日本随一のコレクションとして知られています。
これ程の数の作品を今まで、見たことが無く、作品の雄大さに圧倒されました。
北大路魯山人の作品は、魯山人館に常時展示されていますが、訪問した時は、新館でもコレクションを一挙公開しておいました。
せっかくの公開でしたが、膨大な作品に対して、与えられた時間があまりにも短く、駆け足で回りました。
残念ながら、コレクションの撮影は禁止されています。
次は、秋に訪れたいと思います。
余談ですが、美術館に向かう途中、鳥取県にある中国地方最高峰の大山を見ることができました。
ここは、私が高校の修学旅行で登山した山で、懐かしく思いました。
大山