
こんにちは😃愛西スタッフです!
先日、ITカレッジ愛西の訓練生を対象に、タイピング講座を行いました。
講座では「速く打つこと」を説明しましたが、この記事では実務で役に立つタイピングとは何かを交えて説明します。
速さを出すコツとして、ホームポジションを説明しました。キーボードを見ながらでも入力はできますが、実務では「文章を読みながら」「考えながら」「画面を確認しながら」入力する場面がほとんどです。指の置き場所が毎回決まっていますと、より安定して入力することができます。(簡単な図がこちらにも載っています。)
練習ツールの一つであるe-typingでは画面上に「どのキーをどの指で押すか」が表示されるため、意識せずともホームポジションに沿った動きを身につけやすく、フォーム作りの練習になります。
講座の後半では、「文章入力スピード認定試験」の日本語入力の過去問題を使い、10分間実際に文章を入力してもらいました。結果として出てくるのはゲームのスコアではなく、「10分で何文字入力できたか」という、実務にかなり近い指標です。ここでは100〜120字/分程度入力できれば、事務作業では十分実用レベルであること、そしてe-typingのスコアで言えば300点前後がひとつの目安になることを説明しました。
各タイピングツールの特徴と、実務との関係
ここで、今回使用した過去問と、利用者さんが日頃から使っていることの多い3つのツールを比較しました。
文章入力スピード認定試験(日本語入力)
この試験で測られるのは、純粋な「文章入力力」です。10分間、決められた文章をミスを抑えながら入力し続けるため、実務に最も近い形式と言えます。評価されるのはスピードだけでなく、集中力や安定性です。事務作業で直接評価されやすいのがこのタイプの入力スキルです。
リンク
https://www.goukaku.ne.jp/test_pcspeed.html
e-typing
e-typingは、正確性と基礎スキルを重視したタイピング練習ツールです。特にホームポジションを意識した入力が求められるため、フォーム作りや基礎固めに向いています。
まずは200点を安定して出せることを第一目標にし、基礎が固まってからSランク、そして300点以上を目指すのが現実的です。
リンク
https://www.e-typing.ne.jp/
寿司打
寿司打は制限時間内にどれだけ文字を打てるかを競うゲーム性の高いツールです。瞬発力やスピード感覚を鍛えるのに向いていますが、文章構成や実務的な入力とは少し方向性が異なります。
POPタイピング
POPタイピングは、画面上の単語やフレーズに素早く反応して入力する形式で、いわば「作業切替力」が試されます。表示→認識→入力の切り替えが速く、集中力の持続が求められます。マルチタスクや画面を見ながら入力する場面の多い仕事と相性が良い練習です。
成長のステップと、過去記事で掲げた目標について
以前の記事では「e-typingで300点を目指そう」「寿司打は上級クリアを目標に」と書きましたが、これはいきなり目指すものではありません。まずはフォームを整え、ミスを減らし、安定して入力できる状態を作ることが最優先です。
具体的には、
- ホームポジションを意識して入力できる
- e-typingで200点前後を安定して出せる
このあたりをクリアできていれば、実務では十分通用します。e-typingの300点や寿司打の上級クリア、文章入力で100字/分は、「余裕が出てきたら挑戦する次の段階」と考えてもらえればと思います。
タイピングは、数字そのものよりも「どれだけ安定して仕事として使えるか」が大切です。今回の講座が、自分の現在地を知り、無理のない目標設定をするきっかけになれば嬉しいです。