先日、移行支援の訓練生を対象としたカリキュラム、
ビジネスマナー(言葉遣い)を行いました。
このカリキュラムでは、
・敬語の必要性
・敬語の種類
・動詞を敬語に直す
・敬語を使用するうえでの注意点(二重敬語)
・敬語の種類
・動詞を敬語に直す
・敬語を使用するうえでの注意点(二重敬語)
について取り上げています。
社会人として必須となる敬語ですが、
“なぜ敬語が必要となるのか”、考えたことはありますか?
敬語は、相手を尊敬しているから使うものではなく、
相手を尊重していることを示すために使うものです。
敬語を使うことによって自分が礼儀正しい人間であること、
教養のある人間であることをアピールすることができます。
当事業所の訓練生の中には、
社会人経験のない方、逆に職務経験豊富な方、
様々な方がいらっしゃいます。
どちらの方にも、このカリキュラムを通して
敬語の必要性について改めて認識していただき、
今後の社会生活に活かしていただけたらと思います。
敬語の必要性を確認した後は、
「来る」を尊敬語に直す → いらっしゃる
「会う」を謙譲語に直す → お目にかかる
「会う」を謙譲語に直す → お目にかかる
というような問題を出します。
ここで、ついついミスしてしまいがちな二重敬語について
「ご覧になられる」や「おっしゃられる」など例をあげてお伝えしています。
二重敬語は逆に失礼と受け取られてしまうので、注意が必要です。
文化庁のホームページで敬語の使用について取り上げられているので、
一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
■敬語の指針 – 文化庁
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/pdf/keigo_tosin.pdf
敬語への変換は、普段から敬語を使っていないと難しいものもあります。
かくいう私も使えていないなと自覚する場面がしばしばあります。
普段から意識して敬語を使うようにし、いざというときのために備えておきたいですね。