※画像は毎日新聞より引用 宮城県の環状交差点
事業所のある愛西市には、実証実験中の円形交差点があります。
円形交差点とは、正式にはラウンドアバウト(環状交差点)といい、
ヨーロッパを発祥とする交差点です。
20年ほど前にオランダに住んでいた兄を訪ねて行った先で、
円形交差点に出会いました。
初めて見た時、「これはなんだ?」と目が点になりましたが、
実際車で通過してみると、合理的でエコであると思いました。
ラウンドアバウトは、その中心に円状の通行不可部分を設置し、
車はそのまわり(ドーナツの身の部分)を回転通行することで
進行方向を変えます。
環状部分には随時進入でき、任意の方向で離脱できるため、
信号によって停止と発進を指示する必要がありません💡
さらに環状部分に対して複数の道路が接続できるうえに、
それらを円滑に制御できることも従来からの交差点とは異なる部分です。
進入時に一時停止の必要がなく、合流と分岐を繰り返すことで、
より安全に進行方向が変えられる仕組みです☝︎
構造上、信号を必要としないため、エコと感じました。
が、一般的な交差点に比べると、多くの土地が必要となります。
そこは、エコじゃないですね🙀💦
その他のデメリットは、交通量の多い交差点には適さないことと、
歩行者の横断方法が複雑であるということです。
どうして愛西市に円形交差点ができたのか不思議だったのですが、
今回ブログを書くために調べてみて納得しました。
交通量がそんなに多くないうえ、
歩行者もほとんどいないような場所だったからですね。
でも、私はその交差点に進入するたびにいつもドキドキしています😳❗️