こんにちは、就労移行支援スタッフです😃
今回のブログでは、当事業所でおこなっているビジネスマナー講座 ~言葉遣い~についてお話ししたいと思います。

 

 

 

丁寧な言葉遣いは、ビジネスシーンにおいて必要不可欠です。
敬語や謙譲語を使いこなす事は、対人コミュニケーションをとる上でもとても大切です。
訓練生の皆さんには、事業所に通っている間に、少しでも経験を積み言葉遣いを身に付けて頂きたいと思っております。

 

 

 

講義内容の一部を、ご紹介します。

 

言葉遣い(敬語)には、3つの種類があります。
丁寧語尊敬語謙譲語です。

 

丁寧語:聞き手・読み手へ丁寧に伝える敬語
尊敬語:相手や第三者を立てる敬語
謙譲語:自分がへりくだることで相手への敬意を表す敬語

 

 

 

丁寧語

丁寧語は一番シンプルで分かりやすいです。
相手へ丁寧に伝える敬語となり、言葉の最後に「です」「ます」を使うだけで、言葉が丁寧になります。
また、名詞に「お」や「ご」を付ける表現も加えると良くなります。

例)明日届ける → 明日お届けします

これだけで丁寧な言葉に切り替わりますね。
まずは丁寧語から慣れて頂きたいので、身近な人に伝える時に「です」「ます」を付けて話してみましょう!とお伝えしています。

 

 

 

尊敬語

目上の人や自分より立場が上の人を敬(うやま)い、相手を立てる気持ちを表す表現です。
この説明だけだと、「???」という感じの方もいると思います。難しいですね。。。
時代劇などを想像していただくと分かりやすいんですが、家臣がお殿様に対して話す時、ため口ではないですよね。
敬意を表して話しますよね。そのようなイメージです👍

例)このパンフレット見て → このパンフレットをご覧ください。

見る→ご覧になる 言う→おっしゃる する→される、なさる
になります。

 

 

 

謙譲語

謙譲語はへりくだった言い回しのことです。
上司・先輩・取引先など、自分より目上の人と話すときに自分や自分の身内を低く見せて、相手への敬意を示す表現です。
これもわかりにくい表現ですね。
これも時代劇に例えていきましょう。お殿様の行動や指示について、ため口ではないですよね。
自分を低くして、「ははーっ」という低姿勢で自分の行動に対し、話しますよね。
そのイメージで言葉を探してみましょう。

例)資料を見ました → 資料を拝見しました。

見る→拝見する 言う→申し上げる する→いたす
になります。

 

 

 

特に面接や就職先では、尊敬語、謙譲語を組み合わせた言葉を使うことが多くあります。
このようなビジネスシーンでは、言葉遣いが大切です。

 

企業への電話の際など、
例)〇日にお伺いさせて頂こうと思っております。お見えになりますか。
と尊敬語、謙譲語を合わせて使います。

 

 

 

敬語3種類について、簡単にご説明させて頂きました。
これらの言葉遣いをあまり使い慣れていないという方もみえると思います。
事業所では、訓練生がスタッフや他の訓練生との会話にて少しづつ練習を重ねていきます。
是非、今後の面接や就職先で生かしていただきたいと思っております🌟