
こんにちは😃愛西スタッフです!
秋分の日を過ぎ、日が暮れるのもずいぶん早くなりました。「秋の日は釣瓶落とし」という言葉を、この1か月ほど実感している今日この頃です。
以前、LLMO(Large Language Model Optimization)について、AIにWebサイトの内容を正しく理解してもらうための取り組みについて紹介しました。
今回はその続きとして、実際にブログを公開するときの「仕上げ」の部分で、AIをどのように活用しているかをご紹介します。
alt属性もAIに考えてもらう

ブログに画像を掲載するとき、「alt属性(代替テキスト)」を設定することがあります。
alt属性は、画像の内容を文章で説明するための情報です。
画像が表示されなかった場合の代替情報になったり、スクリーンリーダーで読み上げられたりするほか、検索エンジンなどが画像の内容を理解する手がかりにもなります。
とはいえ、ブログを書くたびに「この画像にはどんな説明を付ければいいだろう?」と考えるのも、意外と手間がかかります。
そこで現在は、ブログの原稿と画像をGemini Notebook(旧称:NotebookLM)に読み込ませ、alt属性の案を作ってもらっています。
JSON-LDも作ってもらう
もう一つ、ブログ公開時の仕上げとして利用しているのが「JSON-LD」です。
JSON-LDは、Webページの内容を検索エンジンなどが理解しやすい形で記述するための「構造化データ」の一つです。
人間が読むための本文とは別に、「これは記事です」「タイトルはこれです」といった情報を機械が扱いやすい形式で記述できます。
このJSON-LDについても、Gemini Notebookに作成してもらっています。
ただ、ここで少し問題が出てきました。
AIに任せたら、今度は入力が面倒になった
JSON-LDには、事業所の情報や記事のURL、アイキャッチ画像のURLなど、毎回必要になる情報があります。
最初は、それらをAIに渡してJSON-LDを書いてもらっていました。
しかし、よく考えてみると、
「事業所の情報って毎回同じでは?」
「記事のURLは、公開前ならまだ正式なものが決まっていないのでは?」
「アイキャッチ画像のURLも、毎回WordPressの編集画面から調べてくるのは面倒では?」
ということに気づきました。
そこで、WordPress側にショートコードを用意して、必要な情報を呼び出せるようにしました。
例えば、事業所の情報はWordPress側のファイルに記述しておき、JSON-LDの中から呼び出します。
記事のURLも、毎回URLをコピーして貼り付けるのではなく、WordPress側で現在のページURLを取得する仕組みにしました。
アイキャッチ画像についても、設定されている画像のURLをWordPress側から取得します。
これなら、AIにJSON-LDを作ってもらうときも、毎回同じ情報を入力する必要がありません。
AIには「この部分はWordPressのショートコードで呼び出す」という形で書いてもらえば済みます。
画像をどうやってAIに見せる?

alt属性を作ってもらうには、当然ながらAIに画像の内容を見てもらう必要があります。
最初は「画像のURLを教えれば読んでくれるのでは?」と思いました。
ところが、URLを渡しただけでは、こちらが期待するようには画像を読み込んでもらえないことがあります。
では、画像の特徴を文章で説明すればいいのか。
「人物が○人いて、背景には○○があって……」
と一つ一つ説明するくらいなら、最初から画像を見てもらったほうが早そうです。
そこで試したのが、Googleドキュメントを経由する方法です。
Googleドキュメントに画像をそのまま貼り付け、そのドキュメントをGemini Notebookに読み込ませます。
これなら、画像について一から文章で説明する必要もありません。
AIに全部任せるわけではない

こうしてみると、ブログの仕上げ作業も少しずつAIに任せられるようになりました。
ただし、「AIに全部お任せ」というわけではありません。
AIにはalt属性やJSON-LDのたたき台を作ってもらい、WordPress側では毎回同じ情報を自動的に入れられるようにする。
そして、最後は人間が内容を確認して公開する。
AIに仕事を任せるだけでなく、「AIに渡す作業」や「AIが作ったものを手直しする作業」まで含めて、できるだけ面倒を減らしていく。
今回の取り組みを通して、そんな使い方もできるのだと感じました。
LLMOというと少し難しそうに聞こえますが、実際にやっていることは、ブログを一つ公開するたびに発生する小さな作業を一つずつ見直していくことなのかもしれません。