皆さん、こんにちは!愛西スタッフです😊
就労移行支援事業所、『障碍者ITカレッジ愛西』では、利用者様1人ひとりに1台のノートパソコンを用意しています。
当事業所では、ExcelやWordといったMicrosoft 365(旧Office)のスキルアップや資格取得学習をはじめ、Illustrator・Photoshopを用いたデザイン制作、プログラミング学習など、多種多様な訓練を実施しています。
こうした訓練を行ううえで、パソコンは欠かせない学習環境の一つです。

各ソフトの機能は日々アップデートされており、近年ではAIの補佐機能が実装されるケースも増えているため、常に最新機能で訓練に取り組める環境を整えています。

これに伴い、パソコンに求められる推奨スペックも引き上がっており、日常的に使用する機材の更新を計画的に進めています。
しかし、ここで大きな問題となっているのが、パソコンの価格高騰です。
昨年は1台あたり6〜7万円ほどで購入できていた同スペックのノートパソコンが、今年に入り8〜9万円になり、さらにこの秋には12〜14万円まで値上がりする事態となっております。
なぜ、ここまでパソコンの価格が上がっているのでしょうか。
その背景には、主に以下の3つの要因があると言われております💡
1. 生成AIブームに伴う「メモリ・SSD」の高騰
世界的なAIデータセンターの建設が加速する中、半導体メーカーでは、利益率の高いAIサーバー向け超高速メモリの生産を優先しています。
その影響で、一般的なパソコンに使用されるメモリ(DRAM)やSSD(NANDフラッシュ)の生産枠が削減され、パーツ不足から仕入れ原価が大幅に高騰しています。
2. ソフトの要求スペック引き上げ(メモリ16GB〜32GB化)
Windows 11のAI機能の拡充や、各種ソフトのアップデートなどにより、従来の「メモリ8GB」搭載モデルが姿を消しつつあります。
以前は「メモリ8GB」のモデルも多くありましたが、現在では16GB~32GBを搭載したモデルが増えています。
必要なスペックが上がれば、それだけパーツの価格も高くなり、パソコン本体の価格にも影響します。
3. 為替(円安)と各種コストの上昇

パソコンの部材や完成品は、米ドル建てで取引されるため、円安傾向の長期化が輸入コストに直結しています。
加えて、国際的な物流コストや、メーカーによるOSライセンス料の値上げなども、価格を押し上げる要因となっています。
今後も中長期的にパソコン価格の高止まりする可能性があり、「価格が下がるのを待つ」という対応は現実的ではないと判断しております。
そこで当事業所では、現在使用しているパソコンをできる限り長く、そして有効に活用していくことを大切にしています。
定期的なメンテナンスを行いながら、パソコンの状態や訓練内容を確認し、必要なタイミングで計画的に更新できるよう、購入時期や台数なども含めて検討していきます。
利用者様一人ひとりが安心してパソコンを使い、さまざまなスキルを身につけられる環境を維持することは、就労訓練を行ううえでとても重要です。
これからも、限られた環境や予算を有効に活用しながら、時代の変化に対応した訓練環境づくりを進めてまいります。