以前、Adobe Photoshop(以下、フォトショップ)というソフトをご紹介しましたが、
→ブログ「フォトショップについて」
今回はAdobe Illustrator(以下、イラストレーター)をご紹介したいと思います。
イラストレーターも以前ご紹介した
DTP(デスクトップパブリッシング)という業種やWEBデザインなどで
幅広く使用されるソフトです。
フォトショップでは「ピクセル」という
点が集まったビットマップ画像(ラスター画像)というもので作業を進め、
拡大した場合ピクセルも大きくなるため画像が荒くなりますが
グラデーションなど微妙な表現ができます。
スマホなどのデジカメ画像がそれに当たります。
一方今回ご紹介するイラストレーターでは
ベクター画像という方式で作業を進めていきます。
このベクター画像は拡大縮小しても画質等に影響はありません。
しかしグラデーションなど色の微妙な濃淡は表現できません
(グラデーション部はビットマップで表現されます)。
そのためロゴマークやイラストなどに適しています。
イラストレーターは文字通りイラストを描くこともできますが、主な用途としては、
誌面、チラシやDM他、WEBサイトなどのレイアウトデザインに使用します。
白紙のドキュメントの上に、画像やフォント、ロゴ、イラスト、図形などを
配置(レイアウト)し、目標物を作っていきます。
また以上の機能を数十、数百ページで対応し、書籍などを制作する
Adobe In Designというソフトも含め、
以前ご紹介したように印刷デザイン業界は
これらのソフトの登場で劇的に変化しました。
当事業所では独自のテキストを使用し、イラストレーターの基本的なツールの使い方を学び、
フォトショップと連動して様々な紙媒体やWEBバナー制作をデザイン知識も含めて
実務訓練として行っています。