みなさまこんにちは
就労継続支援 A 型、動画編集作業スタッフです
最近はyoutubeやinstagramなどを筆頭に動画編集の需要が高まっていますね。
みなさんも動画編集や動画制作に挑戦してみたいと思っている方も多いのでは
今はスマートフォンなどでも簡単な動画編集を行えます。
とにかく作ってみたい、という方はお手持ちのスマートフォンなどで
アプリを探して作ってみましょう
ただ「本格的に動画を作っていきたい!」となった場合はやはりパソコンが必要。
そういった時にまず分からないことが「どれくらいの性能のパソコンがあればいいの?」
ということだと思います
なので本日は動画編集や制作において主流の
Adobe Premiere Pro や After Effects(以下それぞれ Pr、Ae と表記)を例に、
必要となるパソコンのスペックについてお話をしていきたいと思います
本格的に動画編集を行う場合は後述する GPU などの性能も重要になっており、
そこを選択できる windows が主流なので、windows での説明となります。
目次
■動画制作におけるパソコンパーツの選択
・プロセッサー(cpu)
・RAM(メモリ) ←前編はここまで
・ストレージ(HDD、SSD)
・GPU(グラフィックボード)
■動画編集における PC スペックのまとめ!
・必要スペックまとめ
・パーツ優先順位
・最後に
■動画制作におけるパソコンパーツの選択
こちらを参考に解説していきます。
あ、最小構成はあくまで動きますよって感じだと認識しておいてください
動画編集における重要なパーツとしては
1.プロセッサー(CPU)
2.RAM(メモリ)
3.ストレージ(HDD、SSD)
4.GPU(グラフィックボード)
これら4つのパーツの性能が重要になってきます
1.プロセッサー(CPU)
まず CPU です。パソコンの頭脳といえるパーツです。
パソコン及び動画制作アプリケーションもこのパーツが主に処理をしているのである程度の性能があると処理に余裕が持てます
とはいえ、最高性能の物が必要かというとそうでもなく
「Premiere Pro/After Effects に合わせたシステムの最適化」
での理想的な性能を見ると、Pr・Ae 両方とも 8 コア CPU が理想的とあるので
12 コアや 16 コアといった超ハイスペックを選択する必要はありません。
上記の推奨スペックと合わせて見ると、Intel 第 7 世代 ~の Core i7 や
Ryzen 3800X 、Ryzen 5800X などを選択すると最適な性能です
そしてこれはあくまで理想なので、6 コアの CPU などでも充分です
フル HD などの動画編集などでは違いを実感出来ることはほぼ出来ません。
2.RAM(メモリ)
作業領域です。よく机に例えられます。
ここの容量を多くすることは動画編集における恩恵は非常に大きいです
編集するための素材が多くなればなるほど、それをメモリに一時的に置いておける。
(机の上に出しておけるイメージをしてください)
つまりパソコンさんが必要な素材にすぐ手を伸ばすことが出来るようになるんですね
もしメモリが少ない場合(机が小さい場合)、パソコンさんは
素材を使う度に引き出しから取り出して、使わない素材は戻す
といった余計な作業が必要になり動作が遅くなってしまいます
これが動画制作においては顕著にあらわれます。
メモリが少ないと動画をプレビューした際などにカクカクします……
最小構成は 8GB となっていますがこれはかなり厳しいです。
推奨の 16GB が最低ライン、可能であれば 32GB は欲しいです。
また「Premiere Pro/After Effects に合わせたシステムの最適化」では
このように少なくとも 32GB、推奨は 128GB となっています。
なのでプロ用のスペックを求める方は 128GB を目指し、
そうではない方も予算が許す限り多めのメモリ容量を選択すると快適です
と、長くなりましたので【序】はここまで。
【破】ではストレージや GPU(グラフィックボード)について解説していこうと思います