こんにちは😃
愛西スタッフです!

 

 

愛西事業所では土曜レクごとに写真を撮影し、平日の昼休みにスライドショーとして流してみんなで振り返っております。
以前は、写真をPCに保存して、Windowsの「フォト」でスライドショーとして再生していました。

 

※イメージ
テレビモニターに映し出された、2025年忘年会のスライドショー動画をみんなで笑顔で眺める訓練生たち。

 

ただ、あるときふと思いました。
「これ、クラウド上で管理できないかな?」

 

 

そこで試してみたのがGoogleフォトのスライドショーです。

クラウド上で写真や動画を一括管理できるGoogleのサービス「Googleフォト(Google Photos)」のロゴマーク。データの保存には非常に便利であるものの、土曜レクの大量のデータを読み込みながらスライドショー再生する際に、通信環境によって動作が止まってしまうという課題のきっかけとなったツール。

 

Googleフォトでスライドショー……と思ったら

写真をクラウドに置いておけば、PCの容量を気にせず管理できます。
これは便利そうだと思い、Googleフォトでスライドショーを再生してみました。

 

ところが……。

 

動画の読み込みが遅い!

 

再生中にしょっちゅう止まってしまい、スライドショーとしては少し使いづらい状態でした。

通信環境などの影響もあるとは思いますが、
「どうにかならないものか?」
と生成AIに相談してみることに。

そこで提案されたのが、
「写真や動画を、あらかじめ1本の動画にまとめてしまう」
という方法でした。

そして、その動画作成ソフトとして紹介されたのがShotcutです。

写真や動画を並べるだけで、初心者でも簡単に1本のMP4動画にまとめられる無料のオープンソース動画編集ソフト「Shotcut(ショットカット)」のロゴ。 Googleフォトの再生ラグに悩んでいたスタッフが、生成AIに相談したことをきっかけに出会い、導入を決めたお役立ちツールのシンボル。

 

Shotcutで写真を動画にしてみる

Shotcutは、動画編集ができる無料のソフトです。

 

今回やりたかったことは、本格的な動画編集というより、写真や動画を並べて、1本のMP4ファイルにするというシンプルなもの。

 

基本的には、画像や動画をShotcutにドラッグ&ドロップしてタイムラインに並べ、最後に動画として書き出します。

 

動画編集ソフト「Shotcut」を使って、土曜レクの写真や動画をスライドショーとして1本のMP4ファイルにまとめているPCの編集画面。 左側の「プレイリスト」に読み込んだ素材を、下部の「タイムライン」に再生順にドラッグ&ドロップして並べていくシンプルな動画化プロセス。

 

静止画についても、一定時間表示させることができるので、写真を順番に見せるスライドショーとして使えます。
最後にMP4形式で書き出せば完成。

 

動画の形式にはいろいろありますが、今回はH.264を使ったMP4として書き出しました。

 

 

これなら、Googleフォト上で大量の写真を読み込みながら再生するのではなく、完成した1本の動画を再生するだけ。
これはなかなか良さそうです。

 

 

……ところが、ある日突然並ばなくなった

「これで土曜レクの写真集も簡単に動画化できる!」
と思っていたのですが……。

 

ある日、いつものように写真をタイムラインへドラッグ&ドロップしてみると、
なぜか並んでくれない。

 

さらに、一気に大量の写真をドラッグ&ドロップしてみたところ、

PCがフリーズ。
「写真を並べるだけなのに……?」
そこで、一度に全部入れるのをやめて、小分けにして追加してみることにしました。

 

すると今度は、

HEIC画像のところで固まる。
どうやら、iPhoneなどで撮影した写真に含まれるHEIC形式の画像が、今回の問題の一因になっているようでした。
そこで、HEICをJPGに変換してからShotcutに読み込ませることにしました。

 

 

HEICをJPGに変換してみる

今回使ったのが、Benri Labです。

このツールを選んだ理由の一つが、画面上に

「サーバーに送信しません」
と明記されていること。

写真を扱う以上、「画像をどこかのサーバーにアップロードして変換する」という仕組みには少し気を使います。

その点、端末内で処理するタイプのツールなら、写真を外部へ送信せずに変換できます。

HEICをJPGに変換し、Shotcutへ読み込ませてみると……。

今度は無事にMP4化できました。

ようやく完成!

 

大量の写真を扱うときのポイント

ここで一つ分かったのが、

「一度に全部入れようとしない」
ということ。

ブラウザ上で動作する画像変換ツールは、サーバー側ではなくPC側のメモリを使って処理するタイプがあります。
そのため、あまり大量の画像を一気に処理しようとすると、PCへの負荷が大きくなり、クラッシュやフリーズにつながる可能性があります。

 

今回のように100枚前後の写真を扱う場合でも、

30~50枚程度のブロックに分けて処理する

くらいが、ひとつの目安になりそうです。

特に土曜レクの場合、写真の枚数が100枚以内に収まることも多いので、

  1. HEICを30~50枚程度ずつJPGへ変換
  2. 変換した画像をShotcutへ追加
  3. タイムラインに並べる
  4. 最後にMP4として書き出す

という流れにすると、比較的安定して作業できそうです。

 

ほかにもHEIC変換ツールはいろいろ

今回使ったBenri Lab以外にも、HEICをJPGなどへ変換できるWebツールがあります。

 

ベンリツール

通信量が0KBのまま、端末内で変換するタイプのツールです。
一括処理した後に、一括ダウンロードできるのも便利なところ。

 

キュリズムラボ

こちらも完全オフライン処理に対応している画像変換ツール。
大量の画像を変換した場合でも、まとめてZIP形式でダウンロードできます。

 

まとめ

今回の目的は、動画編集を本格的にやることではありませんでした。

「土曜レクで撮った写真を、みんなで見られる1本の動画にしたい」
というだけ。

最初はWindowsのフォトでスライドショー。
↓
Googleフォトならクラウドで管理できそう!
↓
でも再生中の読み込みラグが気になる。
↓
生成AIに相談。
↓
Shotcutで写真を1本のMP4にまとめる。
↓
HEIC画像でShotcutが固まる。
↓
HEICをJPGに変換。
↓
無事、MP4完成!

……という、紆余曲折のある作業になりました。

Shotcut自体は、写真を並べて動画にする程度なら、それほど難しくありません。

ただし、大量の写真を扱う場合は、画像形式とPCへの負荷に注意が必要。

特にHEIC画像を大量に扱う場合は、あらかじめJPGなどに変換しておくと、今回のようなトラブルを回避できるかもしれません。

 

「写真を並べてスライドショーにするだけなのに、意外と考えることが多い……」
Shotcutを使うなか、そんなことを改めて実感させられました。